クレジットカード付帯の携行品損害保険を使ってみた

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iPhoneが盗まれた!

盗難までの流れ

2019年6月某日、深夜便でタイに到着した私は一晩睡眠をとったものの、疲労が残っていたのでしょう。トイレで手を洗っているスキにiPhone XS 256GBを盗まれてしまったのです。幸いなことに強盗ではなく、気づいたときには盗られていました。

なぜ置き忘れではなく盗難であると断定できるかと言うと、iOS機器には「iPhoneを探す」という機能があり、位置をトラッキングできるからです。(この段階では)紛失に気づいた私は、急いでiPadから「iPhoneを探す」を実行し、iPhoneの行方を追いました。残念なことに位置は移動し続けており、探すために音を鳴らしたところ、電源を切られてしまい、それ以上のトラッキングができなくなりました。こうしてホテルへの置き忘れなどではなく盗難であると判断できました。

盗難に気づいてからしたこと

まず、自分の加入している保険を確認しました。私の場合は、海外旅行の際に保険が自動付帯されるクレジットカードを数枚持っていたので、それらの保険の条件を確認しました。

保険請求のために必要な書類の発行

調べたところ、携行品損害保険金の請求のために必要な書類の中で「事故証明書」だけは現地で発行する必要があります。

ツーリストポリスを訪ねる

盗難に遭ったのはタイでした。タイにはツーリストポリスという通訳が滞在する旅行者のための施設があります。今回私が訪ねた目的でもあるポリスレポートの発行以外にも、お店とのトラブルなども請け負ってくれるようです。

ツーリストポリスでは盗難の起きた状況を聞き取り、調書を作成してくれます。そしてタイ人の警察官が概要を聞き取り、レポートにサインをしてくれます。私が訪ねた際は、他に旅行者もおらず1時間弱でレポートの発行が終わりました。

ポリスレポート

保険の申請を行う

海外旅行保険事故受付センターへ連絡する

帰国後すぐに海外旅行保険事故受付センターへ連絡を取りました。電話口では事故の概要をお伝えし、請求に必要な書類の説明などを受けました。このあとの書類の提出もそうですが、正直にお話しましょう。下手にごまかしてしまうと保険金請求詐欺になってしまいます。

保険請求書類が届く

事故受付センターへの連絡から約1週間ほどで、保険請求書が届きます。記入例も同梱されているので、必要事項を漏れなく記載します。
もう一つ、盗難にあった製品の購入証明(なければ買った時期や金額を覚えている限り記載)が必要になります。私が盗難されたiPhoneはヤフオクで買ったものでしたが、かんたん決済の支払い記録をハードコピーして送付しました。問題なく受け付けて頂いたので、オークションで買ったものでも、諦めずに請求してみると良いと思います。

保険金が支払われた!

約2週間後、自宅に1通の封書がとどき、保険金の支払いが通知されました。携行品損害保険では1点の損害額が10万円を超える場合は、10万円が支払いの上限額となり、自己負担(免責3千円)も差し引かれます。
私の場合は購入して数ヶ月、購入価格は12万円ということもあり、満額の97,000円が保険金として支払われました。
使用期間に応じて減価償却されていくので、1年分が差し引かれるのかな?と考えていたのですが、どうやら月割もしくは日割りで計算してくれているようです。
根拠としてはスマートフォンの償却期間を4年と見積もった場合、1年分償却されると120,000円の75%の90,000円が支払額となり、免責分を引くと87,000円になるからです。そのため正確なところはわかりませんが、月単位かもしくは日単位で償却されているものと思われます。

やっぱり海外旅行に保険は必須!

今回はEPOSカードの保険を使いました。年会費無料でありながら、海外旅行保険が自動付帯。本当に助かりました。私にとってはノーリスク(年会費無料)&ハイリターン(保険金満額)でした。
かなりおすすめのクレジットカードです



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